大事なデータの持ち運びには、セキュリティ対策が必要です。
×パスワードだけ・・・忘れたらアウト
×USBメモリ・・・・・小さいから無くしやすい
というわけで、指紋認証（+指紋認証できなかった場合にはパスワード）で暗号化できるSSD/HDDケースを導入しました。
*****暗号化とセキュリティの度合いについて補足*****
このケースの暗号化は、AES256bit ハードウェア暗号化 を謳っています。
この「256bit」は暗号化の際の鍵の長さを示しており、256なので2の256乗です。
＝115792089237316000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
＝1157無量大数9208不可思議9237那由他3160阿僧祇
（もはや読めない・・・）
これはスパコンを使っても数百兆年は解読にかかると言われている暗号化強度になります。
（かといって、世の中に「絶対」はないので、落としたり無くしたりは気を付けましょう！）
なお、一旦暗号化したディスクはケースから取り出して直接SATA接続をしても、そのままではドライブとして認識しません。
Windowsの場合「ディスクの管理」からディスクの初期化をしなければ使えません。
逆に言うと一旦初期化してしまえばまっさらなドライブとして再利用することは可能です。
また、ハードウェア暗号化なので、別の個体のGW2.5-FEU3を用意して装着しても、復号化はできません。（初期化してデータを失えば当然使えますけど）
（なので、入れたディスクが壊れた場合だけでなく、ケース側基盤が故障した場合も中のデータは取り出せなくなります）
なのでオリジナルのデータではなく、あくまでも複製を持ち出すような用途に使うべきでしょう。
また、仮に中のディスクを抜き取って、いわゆる「データ復元サービス」のようなものを利用したとしても、得られるのは「暗号化されたデータ」なので、保存したデータを取り出すことは（理論上0％ではないが）ほぼ不可能です。
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