JBoss

テクノロジー



JBoss, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=108203 / CC BY SA 3.0

#Java
#Java_enterprise_platform
#Webサーバ
#1999年のソフトウェア
JBoss(ジェイボス)とは、Java EE(現・Jakarta EE)アプリケーションサーバ、もしくはJavaによるオープンソースソフトウェア開発コミュニティ。
100以上のさまざまなプロジェクトがありJBoss.orgコミュニティによって開発、運営されている。
なお、中核となるアプリケーションサーバのうち、オープンソース版については現在はJBossの名称が取り除かれたWildFlyへと改名されている。
商用版にはJBoss Enterprise Application Platformの名称が用いられている。
ユーザは各ソフトウェアを公式サイトよりダウンロードして自由に使える。
ライセンスはLGPLである。
JBossは、Marc Fleuryらによって、1999年にEJBコンテナとして開発された。
初めはEJBossという名前だったが、サン・マイクロシステムズのEJBの商標との権利問題で、後のJBossという名前に変更された。
2006年、商用LinuxベンダであるレッドハットがJBoss Inc.を買収したことにより、現在はレッドハットがJBoss Inc.の業務を引き継ぐ形でJBossプロジェクトの運営を行っている。
2007年からはレッドハットによる各種コンポーネントの組み合わせに対する保証とエンタープライズレベルでの統合品質テストを検証したJBossソフトウェアがJBoss Enterprise Middlewareとして提供されている。
オープンソースであるにもかかわらず商用サポートを受けることが出来ることと併せて、動作が他のJava EEアプリケーションサーバに比べて軽快であることから 人気を博している。
統合開発環境のEclipseとの連携を可能にするEclipseプラグイン、JBoss IDE(現在はJBoss Tools)の存在もJBossの人気を後押ししている。
2008年2月には レッドハットから JBoss Enterprise SOA Platform として史上初のオープンソースによる本格的SOA製品群が提供され始めた。
2013年4月、レッドハットはJBoss Application Serverの名称を、WildFlyに改名することを発表した。
この変更は、オープンソース版のアプリケーションサーバであるJBoss Application Serverが商用版のJBoss Enterprise Application Platformと似過ぎていることから、別物であることを明確に示すためであるとしている。
WildFlyの名称はコミュニティにおける公開投票で決定された。
同社はこれをFedoraとRed Hat Enterprise Linuxの関係に似たものだとしている。
主なJBossプロジェクトとしては下記があげられる。
JBossは日本や世界のさまざまな企業で利用されている。
アメリカでは、マクドナルド、モトローラ、HP、MCI-WorldCom、Playboy.com、EA Games(Sims Online)、アメリカ政府機関、金融機関(銀行やヘッジファンド)などの企業で稼動実績がある。

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