(※追記: と思ったけれど、色々と雲行きが難しくなって来ましたね)
練習ナシの一発書きでも割りと似たかな、なおアオイ・・(かわいいでしょ?)
秋や冬に特にオススメ
ステンレスコッヘル(鍋)のススメ
以前ですね、ヤマノススメの回でご飯を炊くならアルミのコッヘル(鍋)向いているという
話をしたと思うんですけど、これはアルミの熱伝導率が高いため、満遍なく熱が伝わりやすく
焦げずにおいしく炊ける可能性が高い(失敗することもありますよね)からなんですけれど
弱点としては熱い汁物などをすすろうとした時、熱伝導率が高いがゆえに容器のふちがとても
熱くて直接口がつけられず、かといって口がつけられる様になるまで、温度が下がるのを
待つと今度は中の汁自体が完全に冷めた状態という残念な特性も兼ね備えているんですね
そこでステンレスコッヘル(鍋)ですよ、ステンレスは熱伝導率がアルミより低いため、例えば
温めた中の液体の温度が外に放出されづらく、調理したものが冷めづらく、コッヘル自体も過度に
熱くなりづらいという特性があります、アウトドアで使うカップ、コップ、シェラカップ等の
多くがステンレスなのはこのためなんですね、コーヒーや紅茶を入れても冷たくなるまでカップに
口がつけられないでは、温めた意味がないですからね
特に冬場、ちょっと食べて汁を吸ってプハーとやりたいラーメン用の鍋、コッヘルなどは
アルミよりステンレスが素晴らしいかな、と私は思っていますけれど、でもね、アルミでも
充分事足りるといえば事足りるんですけど、それについてはまた後で記述します
あとステンレス鍋の利点はね、割りとたわしとか荒めのスポンジでガシガシ洗っても傷が付きづらい
アルミとか焦がすと中々コゲを落とせないですからね、実は焚き火のススも結構落としやすいんですよ
そして頑丈、その上「すごく安い!!!」、例えば下画像ですけど
このタイプは一流から無名までメーカーごとに名前と組み合わせを変えて、似て非なるものとして
あちこちで販売されていますので、持ってる方もかなり多く、かなり大量に世に出回っていますけど
先ずポイントは小さいなべ用にも別個でフタが付いているという事ですね、蓋に石でも乗っけておけば
充分米が炊けますから、大きい鍋でラーメンを作り、小さい鍋でご飯を炊いて、フライパンで
ソーセージを炒めたりも出来るんですね、これで値段は1000円強ですけど(送料は別ですね)
唯一フライパンの真ん中に丸い凹みがあるのがちょっと気になりますけど、(然程問題ない???)
安いんでそこまでこだわる必要もないかな?ステンレスでも充分米は炊けますよ、要は慣れです
ご飯とカレーライスも同時に作れてフライパンや蓋は皿にもなりますよね
という事で超一流メーカーのアウトドア用コンテナに荷物を一まとめにして見ましたけど
さすが、有名メーカーだけあって、小さくても収納力、アルアルーー
ひっくり返すとテーブルにもなっちゃうという優れもの
意外な利点発見で、多少の風なら通しません(強くなったら飛ばないように石入れよかな??)
ちなみにコッヘルの大(L)って大体内径14cm位なんですよ、OD缶の場合、鍋の径が小さい方が
輻射熱的に安心なので、14cmで深さ6〜7cmあれば袋ラーメンは充分にいけます(900cc位
アレバ大体はイケマス)、鍋の形が縦長で麺が入らない場合は、麺をチョップでへし折ってどうぞ
四角い麺はモノによっては、鍋がもう一回り大きくないとスッポリ入らない場合もありますが
斜めとかで麺が煮えて柔らかくなるのを待つとか、チョップでもいけますけど
デキターーー\(*^o^*) /(大垣風)
アルミ鍋(コッヘル)でも問題ないって書いたのは、これですよ「蓮華」、口がつけられ
なくても蓮華(レンゲ)があれば余裕ですよ、深めの飯ゴウでもギリギリいける??かな??
ダイソーで購入、「すべらないレンゲ」名前が少しスベっているような・・
レンゲはチャーハンやカレーライスを食べるのにも便利ですよ、タイプはお好きなやつをどーぞ
ちなみにステンレスの欠点はアルミに比べてもまだ重い事ですね(まあ人力で長距離移動じゃナケレバ・・
でも1000円位の中華バーナーと合わせれば2000円〜2500円位で外ご飯セットが一式そろっちゃいますよね
ステンレスといえど、火元から外してすぐはとても熱いので、触る、口をつける際には気をつけましょう
前にですね、キンブナの数と生息域が急激に減りつつあるという話を書いたと思うんですけど
今回もですね、非常に身近でありながら、生息が追いやられつつあるフィッシュを紹介したいと思います
一応その前に前回はキンブナの画像を載せなかったので、今回はご用意いたしました
埼玉県産キンブナの皆さんですね、冬に撮った画像ですけど
この採取した地域の昔のキンブナの特徴はちょび髭みたいに背びれが低いものが多かったんですけど
水量の減少や生息域の縮少が著しくなってから背びれの前の方がピンと高くなったものばかりになりました
因果関係は分かりませんけど、水量の少ない水路等が冬に凍った時にその方が生き残り率が高いのかなと
妄想してみたりですけど、背びれの高いタイプが生き残りやすいのか、背びれが高いものが生まれ易い要因
また背の低いものがもう生まれてこない要因がなにかしらあるのかな、なんて思ってみていますけど
他地域のものと比べるとキンブナの形としてはコッチが普通です、写真は実にフツーなキンブナです
前からの画像が分かりやすいですけど、胴体が丸っぽいんで丸ぶなとも言われているらしいと
図鑑とかには書いてありますが、実際にそう呼んでいる人は今のところ見たことがないですけど
彼らのふるさとであり遺伝子を繋いで来たこの水域もあと何年存在出来るかなといった感じです
そして今回ご紹介はですね
こちら、アブラハヤ君です
つい一昔前までは、どこにでも普通に沢山いた魚ですね、皆さんもご存知だと思います
その前に埼玉県のウグイについて書きますけど、今は県内のウグイは多くが放流モノで天然物は少ないです
入間川とその周辺は昔から放流放流なんで今更なんですけど、都幾川水系はバブル終わりかけから工事を
繰り返して、その後数年はかなりドブ化してしまいほぼ死んだ川のように見える状態の場所も見受けられ、
そういうエリアでも奇跡的にアブラハヤや天然のウグイが生き残っているところもあったのですが、その後も
彼らにとって色々と宜しくない変化が続いて、姿を消したり再び現れたりを繰り返していたのですけれど、
都幾川自体でも桜川水系のウグイの放流がなされましたので、近年は姿を見たとしても必ずしも天然の埼玉
のウグイとは言い切れないんですが、彼らの生息を確かめようと色々と探索していた時期にですね、1度は
ほぼドブ化してしまったエリアで、その後暫くしてお目にかかったアブラハヤとかは結構15cm位とか
あってですね、鼻がピンと尖った立派なやつもいて、まあ、人や外敵が来ない分、逆に小さいエリアですくすく
平穏に育っていたんじゃないかなと思いますけど
以前クチボソ(モツゴ)が別の魚みたいに巨大化するやつもいたという話を書いたと思うんですけど
アブラハヤも例に漏れずでやはり人が出入りしない場所ではかなり巨大化するやつがいて、20cmオーバーは
然程大きい内に入らないという場所も見た事がありますが(凄く昭和な時代です)、巨大化する魚って言うのは
生活パターンが他の魚と違って、朝暗いうちから夜も遅くまで観察していないと拝めないことも多いんですね
つまり外敵と遭遇する時間帯には姿を現さないからこそ寿命が長く大型化してその遺伝子を残せるんでしょうけど
タナゴなんかも昔はとんでもなくデカイのを見たことがあるよという人は結構いて、現代でも大型のモノは岸に
近寄らないという事で狙うなら長めの竿をという場合もありますけど、大型化する魚は警戒心が非常に強い
んだと思いますね、まあ、話がちょっと逸れましたので戻しますとウグイとアブラハヤには共通点があって
他の魚種とはあまり争わないんですね、つまり他所から生息域や生活環境が似たような魚が入ってくると
生息域を圧迫される可能性が高いんですね、そしてある時、ハヤ(ウグイ&アブラハヤの総称)を探していた時に
まあその時はまるで姿が見えない状態で、仕事帰りと思しき若者が私の横に来て、その様子を暫く観戦していた
んですけれど、その若者が「ハヤハヤ、ほら、ハヤハヤ」と叫んで指差した先には
「ハヤっぽいけどハヤじゃないもの」が泳いでいたんですね、「あれ?アブラハヤだよな?いや?違う?」
ハヤに見えるけど、違和感のある魚ですね「ウグイにも見えるけど、ちょっと違わないか?」(なんだこの魚・・)
それが次にご紹介するこの魚ですね、首都圏では国内移入種です
20年位前から姿を見る様になり、ここ15年くらいで首都圏で爆殖している国内移入魚
カワムツ君ですね
アブラハヤはトロ場(ば)といわれる流れがゆるいところや、ワンドといわれる入江っぽくちょっとくぼんだりして
更に流れがゆるいところに多いんですが、そしてウグイは流れが速いところとゆるい所の境目前後によくいるん
ですけど、それがカワムツの望む生活環境と見事バッティングしてしまっているんですね、まあ当然それ以外の
場所でも元々いなかった魚なのでぶつかってはしまうんですけど、結果は上記の文で説明した通りで
アブラハヤやウグイがよく見られた場所がカワムツに置き換わってしまっている事が非常に多いんですね
カワムツは元々鮎等の放流にくっ付いてきてしまった、と言われているんですけど、当然最初のうちは鮎他の放流が
それなりになされている荒川水系のそれなりの規模の各支流や、そこに通ずる河川水路には見られていたんですけど
悪い偶然は重なるもので、15年位前に始まった自然回帰ブームみたいなものがありましたよね、あれで煽られちゃって
自然保護に急に目覚めたおじさんたちが、そういった河川を席巻してしまったカワムツをハヤだ、ハヤだと捕まえて
「川を守ろう」「魚が戻ってきたぞ」と近所の小川や河川に放つというケースも出てきて、そこいらじゅうカワムツ
だらけになってしまったんですね、実際昔はアブラハヤやウグイが主体だった川がカワムツだらけというケースは
少なくないはずです、東京埼玉ではどこに行っても先ず姿を見るのはカワムツ君という場合は非常に多いですよね
私は今でもそういう水域にアブラハヤを見に行ったりしますが、殆どカワムツに席巻されてしまったけど
多少アブラハヤも残っているよという場所でもですね、数も少なければ個体の小型化が非常に進んでいますよね
只でさえ限られている環境の中に大食いで子供をボコボコ作る大きな集団が入ってきてしまった訳ですからね
(そして、カワムツは貪欲にエサを求める上、縄張りを主張し攻撃をするタイプの魚でもあります)
20〜15年位前にデカイカワムツがビシバシ釣れるという状態の時に、同じ様に同じ場所でデカイオイカワも
ビシバシ釣れるというときがあってですね、それ以前に見受けられたオイカワ達と余りに体躯が違うんですね
あれもカワムツ同様、他所から入ってきた、それ以前から東京埼玉にいたオイカワと違う遺伝子を持つ個体
なのかなと思ってみていましたけど、当時まさかここまでカワムツに河川を席巻されるとは思っていません
でしたので20cm超の婚姻色で真っ赤に染まったカワムツを初めて釣り上げた時は「ああ、図鑑で見たやつだ」
と、少し感心してしまいましたけど、でもまあ、最近は極端に大きいものは以前よりは見なくはなりましたし
ホンの若干だけ一時期よりは数も減った様に感じますけど、やはり途方も無く数は多いですし、残念な事に
分布はあまり減る傾向にはないようです(下手すりゃ増えてるかもですよね)
違和感の話なんですけど、このカワムツの写真を撮った時に、ヨシノボリも一匹採れたんですけど
東京埼玉で元々生息しているヨシノボリの種類は然程多くも無いので、ああシマヨシノボリだろうなあ
、とか大体見当が付くんですけど(当然分かりづらい個体もあります)
この時捕まえたヨシノボリは「あれ・・おそらく・・いや・・ちがうか?」、特に気にして見ていた訳でもないん
ですけど、いつもこの辺で捕れるヨシノボリに上手く当てはめられないというか、いつものヨシノボリに対し
多少の違和感があったんですが、このヨシノボリが画像に写り込んでいたので良く見ると、「あ」
これは東京埼玉では国内移入種になりますけど「カワヨシノボリ」ですよね、写真は拡大していますけれど
実物は5、6cm程度と小さいです、(鰭条数17と見ましたが数え間違いでトウヨシなのではと言われれば
特に否定も出来ないですけど)、手に取った時には周辺がやや暗めで然程気にもしていなかったんですが
以前も知人宅で淡水魚の水槽を眺めていて、そこにはヌカエビかヌマエビ類と思われる2〜3cm位の個体が
ワラワラと泳いでいたんですけど、1,5m位離れた所からぼーっと眺めていて「ん?あれ?」と言葉では
どこがどうとは説明出来ないですけど違和感を感じたんですね、元々東京埼玉で捕れるヌマエビの類は
ほぼヌカエビで、観賞用に用いられるのはミナミヌマエビが多いんですが「このエビはどこから来たのか?」と聞いた
所、知り合いに分けてもらったというので更に怪しくなり、水槽に顔を近づけてみると、額角(簡単に言うと頭の先端)
周りの加減とか色々ちょっと違うんですね、額角にしても特徴を現す模様にして極々微細な誤差なんですけど、人間は
一見目視でそこまでは確認していなかろうという微細な差異を感じ取ることもあり、過去の蓄積で「これはヌカエビ」
「これはミナミヌマエビ」と、繰り返しもたらされるイメージ像というのを自分の意識とはまた別に、脳も色々な方法で
確認作業を行っているんだろうなと思うことはあります
ちなみにそのエビは日本の在来種でなければシナヌマエビというペットショップで売っているヌマエビ的なもの
の総称だと思われる名称で呼ぶしかないんですけど、よくよく見ると微細な違いがある個体も混ざっており
もしかすると彼らの中にも、本来は違った名前を持つもの、実は種類が違うものが総称「シナヌマエビ」として
売られているのかもしれないですけどね(まあたぶん、そうですよ、そしてそれらは交雑してますよね、きっと)
このシナヌマエビは以前は商品名「ミナミヌマエビ」として売られいて最近はペットショップに余り行ってないので
よく知りませんけど、購入したことも飼育したこともない私には逆に目になれず、目に留まりやすかっただけなの
かもしれませんが、このシナヌマエビもまた埼玉県のヌカエビの生息地を物凄いスピードで侵犯し続けています
シナヌマエビの特徴持つエビ:埼玉
最早近年では全く珍しくないほどで、例えば5年前10年前にヌカエビが見受けられたところにシナヌマエビだらけ
というのもかなりの割合で、最近だとこの手のエビを見かけなかった場所でも網ですくえばあっちでもこっちでも
シナヌマエビと同じ類だろうと思われる個体が入るという状況が見受けられます、関東で言えば「商品名ミナミヌ
マエビ」だとしても元々ミナミヌマエビは生息していないので、放すのは絶対御法度という認識はあったと思います
が(基本的には生息している種でも放流はNGですけど)在来種として本来のミナミヌマエビが生息する関東以西では
そういう意識が薄かった可能性もあり、日本の淡水魚ブーム、アクアリウムブームと並列してエビの飼育と個人も含む
販売が非常に人気を博した時代もありましたので、観賞用のペットやブームに乗っかったブリード業者がブームが
去った後に放流処分という線もあるとは思いますけど、ここまで方々で広範囲に生息域を広げている事を見て取ると
埼玉県民がペット他を放した以外にも、関東以西で放逐され繁殖したシナヌマエビが、やはり関東以西からやってきた、
又他地域からやって来た、何かしらの魚や生物に混じって水域移動している可能性もあるのではないかと思いますね
何も知らずに捕ってきて自宅の水槽で飼っていた、というのも全然別に構わないと思いますけど、まあ観賞用にとても
かわいいですし、近年ではその辺で幾らでも取れるようになりましたので、しかしカワムツも然りですが判別方法を
覚える覚えないよりも、川から取ってきた生物だからといって再び川に放さない事の方が大事かなとも思います
最早そういう時代ではないのではないかな?と思いますね、ある程度の大きさで模様など目視で確認しやすい特徴は
慣れれば肉眼でもある程度は判別が付く様にはなりますが、ほぼ半透明で小さめの個体などは出先で同定を掛けるのは
かなり困難だと思われます、このエビもカワムツと同じで東京埼玉の水域において、ここまで繁殖した時期はそこまで
古い話ではなく、特に近年分布を広範囲に広げていて在来のヌカエビより身近になりつつあるという状況を踏まえれば
東京埼玉におけるヌカエビは、世間で騒がれたメダカなんかより余程切実に生息地において生息が危惧される事態を
迎えているのではないかと思います
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