PythonライブラリノックDay103 外部ライブラリ #プログラミング #python #library

L 307. hug（API構築）
hug は、「できる限り簡単に、できる限り高速に」APIを構築できることを目指した、型アノテーションに対応した軽量フレームワークです。CLIやHTTP APIなど、複数のインターフェースに同時対応可能です。

▼主な機能
Pythonの型ヒントを活かしたバリデーション
RESTful API と CLI の同時対応
自動ドキュメント生成（Swagger UI対応）
高速（Falcon上に構築されている）

▼使い方（例）
＃ example.py
import hug

@hug.get(‘/’)
def hello(name: hug.types.text):
return f’Hello, {name}!’

＃ 実行
hug -f example.py
＃ → http://localhost:8000/?name=John にアクセスで “Hello, John!”

L 308. falcon（Web API構築）
falcon は、高パフォーマンスなWeb API構築に特化したフレームワークで、WSGI/ASGIに対応しています。Flaskよりも低レベルですが、その分高速かつ軽量で、APIサーバやIoT向けに最適です。

▼主な機能
WSGI/ASGI両対応の軽量APIサーバ
ルーティング、リクエスト/レスポンスの最小構成
高速レスポンス（microservice向け）
ミドルウェア対応（認証、ログなど）

▼使い方（例）
＃ app.py
import falcon

class HelloResource:
def on_get(self, req, resp):
resp.media = {‘message’: ‘Hello, world!’}

app = falcon.App()
app.add_route(‘/’, HelloResource())

＃ 実行にはWSGIサーバ（例: gunicorn）を使う
gunicorn app:app
＃ → http://localhost:8000/ にアクセス

L 309. responder（Web APIフレームワーク）
responder は、FlaskとFastAPIの良さを併せ持つ、人に優しい設計のWeb APIフレームワークです。starlette ベースであり、非同期処理（async/await）や自動Swaggerドキュメントを備えています。

▼主な機能
async/await対応
OpenAPI（Swagger）ドキュメント自動生成
Jinja2テンプレートサポート
Starletteベースの高性能

▼使い方（例）
＃ app.py
import responder

api = responder.API()

@api.route(“/”)
async def hello(req, resp):
resp.media = {“message”: “Hello, world!”}

api.run()

＃ python app.py で実行可能
＃ → http://localhost:5042 にアクセス