「量子科学技術研究開発機構 新技術説明会」(2021年7月13日開催)にて発表。
https://shingi.jst.go.jp/list/program/2021_qst.html
【新技術の概要】
CO2排出や高温処理を行うベリリウム精製技術に対し、化学処理とマイクロ波内部加熱を複合化することによって、CO2排出抑制と大幅な省エネを両立した革新的な金属精製技術であり、エネルギー多消費型の様々な金属の精製技術、さらにはリサイクル技術にも適用でき、カーボンニュートラル社会実現に貢献できます。
【従来技術・競合技術との比較】
従来技術は、外部加熱により2,000℃に溶融後急冷して結晶性を弱めてから酸溶解の後、さらに焙焼等の高温加熱処理が必要な技術であり、大量のエネルギーを消費するだけでなく、CO2の排出が問題でしたが、マイクロ波による内部加熱を効果的に利用することで、低温・常圧でCO2排出抑制を実現しました。
【新技術の特徴】
・CO2排出が問題視される加熱工程に代わる技術であり、カーボンニュートラル化の実現へ貢献
・エネルギー多消費型の加熱や精製プロセスの経済性を飛躍的に向上し、省エネ化を実現
・多種多様な金属の精製やリサイクル技術として適用が可能
【想定される用途】
・山資源からの金属の精製技術
・都市鉱山資源である廃棄物などからの金属のリサイクル(回収)技術
・新たな低温・常圧・CO2排出抑制の加熱処理技術への展開


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