2021年に登場したインテルの第12世代Coreプロセッサ(Alder Lake-S)。その性能の高さから現在好評となっていますが、一方で発熱などの問題もあるのも事実です。今回は、上位モデルにあたる「Core i7-12700K」の性能と温度・消費電力について調査しました。第10・11世代やRyzen 5000との比較、電力制限やケースに組み入れた場合の発熱量についても調べました。
12700Kを選んだのは、多くのレビューが12600Kと12900K(S)で12700Kがあまりないため、将来的に全世代のi7を比較したいためです。
果たして12700Kは革命的なCPUなのか、それとも残念なCPUなのか?
また、第12世代は隠し機能としてAVX-512が一部の個体で有効化可能となっています。AVX-512は演算性能が上がる一方、用途が少ない・ベンチマークを水増しする機能など否定的な意見も多い機能ですが、実際どれくらい役に立つか検証します。
動画投稿時にはすでにRyzen 7000・インテル第13世代の話が出ていて、すでにオワコン化しつつある第12世代Alder Lakeですが、まだしばらく主流のCPUなので今回取り上げてみました。
0:00 前置き
0:36 パーツ紹介
5:20 ベンチマーク
9:37 温度・消費電力
11:19 ケース内環境での温度・消費電力
14:56 隠し機能の検証
20:29 まとめ
24:31 電力効率について
26:03 おわりに
■注意事項
・CPUの温度は同じクーラーでも気温、グリス、取り付け状況により変わります。
本動画のテスト環境では、室温は25~27℃、Thermal GrizzlyのCryonaut、ファンは900rpmです。
・DXOのPhotoLab 2は古めのソフトなので、最新版では結果が変わっている可能性があります。
・CPUのクロック、温度測定にはHWINFO32を使用しています。(HWINFO64はライセンス料が高いため)
・この動画は提供動画ではないのですべて購入しています。たぶん赤字です。
■参考資料
・インテル® Core™ i7-12700K プロセッサー
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/sku/134594/intel-core-i712700k-processor-25m-cache-up-to-5-00-ghz/specifications.html
・SX-Aurora TSUBASAシリーズ(NEC)
https://jpn.nec.com/hpc/sxauroratsubasa/index.html?
・後藤弘茂のWeekly海外ニュース 140Wへとひたすら走る? Intel CPUの消費電力(2003/7/25)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0725/kaigai006.htm
・y-cruncher – A Multi-Threaded Pi-Program
http://www.numberworld.org/y-cruncher/
・OECD生徒の学習到達度調査(PISA)(国立教育政策研究所)
https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/
#自作PC #CPU #ゆっくり
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